31.10.2021

レクチャー「2枚の写真から見る沖縄戦/ 松岡哲平」

11月10日(水)に、レクチャー「2枚の写真から見る沖縄戦/ 松岡哲平」を開催いたします。沖縄戦は、近現代戦の歴史の中で最も激しい戦闘の1つです。本プレゼンテーションでは、新たに発見された2枚の写真と共に、戦闘における犠牲者の象徴的姿や、その苦悩をさまざまな側面から分析、議論します。

Photo: OAG

1945年4月、アメリカ軍が沖縄に上陸し、日本軍との間で激しい戦闘が始まりました。3か月程にわたる沖縄戦の間、10万人以上の民間人が命を落としました。その数は、日米の戦闘員の総死亡者数を上回るほどです。

本プレゼンテーションでは、新たに発見された2枚の写真と共に、戦闘における犠牲者の象徴的姿や、その苦悩をさまざまな側面から紹介します。

これらの写真は、沖縄戦終盤で民間人が自殺に追い込まれたかどうか、日本軍が集団的自殺に関与したかどうかという問題について考察する手がかりにも繋がります。また、写真をさらに緻密に分析することで、戦場で民間人が直面した事柄についての詳細も明らかになると期待されます。

さらには、戦争の残酷さを示すこのような写真を、昨今のマスメディアや教育において使用する際の問題点についても説明します。

 

松岡哲平 :2006年、京都大学大学院人間・環境学研究科卒業、NHKにディレクターとして入局。福岡局、報道局社会番組部を経て、2015年~2019年まで沖縄放送局勤務。

 

主催:フリードリヒ・エーベルト財団  (FES) , OAGドイツ東洋文化研究協会 (OAG)

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・日時: 2021年11月10日(水)18:30 (日本時間)/10:30 am (GMT/UTC +1)

・言語: 英語

・参加方法: Zoomによるオンライン開催  ※下記リンクよりご参加ください

Link: us02web.zoom.us/j/83605041252

Meeting ID: 836 0504 1252
Passcode: 238219

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