16.02.2023

パネルディスカッション: 「労働環境のデジタル化:日本とドイツの課題 」

2月16日(木)に、「労働環境のデジタル化:日本とドイツの課題」をテーマに、日独の専門家をお迎えしてパネルディスカッションを開催しました。

 

労働環境のデジタル化は、企業や労働者に機会と課題をもたらしています。テクノロジーの進化とともに、職場の安全性が高まり、時間や空間の柔軟性が広がる一方、雇用が失われたり、不安定になったりする恐れもあります。ドイツでは労働者の4割が、デジタル化によってむしろ業務の負担が増えたと回答しています。

今後の変革の過程においては、仕事の効率性を高めることのみならず、すべてのステークホルダーにとって、良い労働と十分な将来性を確保することが必要です。特に、デジタル技術を活用するための継続教育が重要な課題となります。また、ドイツの Work 4.0 や Industry 4.0、日本の Society 5.0 といったコンセプトは現実性を欠き、不明瞭な点も多くみられるなか、今後の議論においては「デジタル化」の意味をより具体化していくことも欠かせません。日本の場合、技術先進国というイメージと国際比較における順位の低さの矛盾が特に顕著です。

このような背景から、従業員が変革プロセスや企業文化の変容に関わっていくことは、これまで以上に重要な意味を持つと考えられます。本パネルディスカッションでは、このような課題について日本とドイツ双方の視点から議論しました。

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