16.11.2009

シンポジウム 「日独社会保障政策の回顧と展望ー医療保険と年金を中心に」

日本とドイツの社会保障制度は、ともに社会保険を基軸として発展してきましたが、近年の少子高齢化の進展や経済のグローバル化など、社会経済環境が大きく変化する中で、日本とドイツのいずれの社会保障制度も多くの課題に直面しています。日本ととドイツそれぞれから、社会保障制度の研究者と、政策の決定と実施に直接関わってきた行政経験者を迎えて、掘り下げた議論ができる貴重な機会になるものと考えております。

大きく変化する中で、日本とドイツのいずれの社会保障制度も多くの課題に直面しています。
医療経済研究機構では、日本とドイツにおける戦後から現在までの社会保障政策の歩みと今後の目指すべき方向について、日本とドイツの共同研究プロジェクトに取り組んでおりますが、この度、この研究成果について、「日独社会保障政策の回顧と展望 -医療保険と年金を中心に」をテーマに公開シンポジウムを開催する運びとなりました。
このシンポジウムは、フリードリヒ・エーベルト財団からの協賛の上、日本とドイツの社会保障研究者及び行政経験者による報告とディスカッションを通じて、両国の医療と年金を中心とした社会保障制度・政策の変遷を振り返り、いくつかの転換点における政策的な企図とその結果を辿るとともに、今後の社会保障制度への政策的な含意を探ります。
シンポジウムには、日本側の行政経験者として、財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会 幸田正孝理事長、財団法人厚生年金事業振興団 吉原健二顧問が参加し、ドイツ側の行政経験者として、元ドイツ連邦労働社会省 事務次官 テークトマイヤー(Werner Tegtmeier)氏、元連邦保健省 医療保険局長 シュルテ(Gerhard Schulte) 氏が参加されます。また、社会保障研究者として、日本側から早稲田大学 土田武史教授、山口県立大学 田中耕太郎教授、ドイツ側からは、前マックス・プランク国際社会法研究所 所長 マイデル(Bernd Baronvon Maydell) 氏にご参加いただく予定となっております。
日本とドイツそれぞれから、社会保障制度の研究者と、政策の決定と実施に直接関わってきた行政経験者を迎えて、掘り下げた議論ができる貴重な機会になるものと考えております.

日時: 20091116日(月)13301700
場所: 国際研究交流会館 国際会議場 , 東京都中央区築地511

主催団体:
財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構  (IHEP)
フリードリヒ・エーベルト財団

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