27.06.2018

EPRIE 2018「ポピュリズムとポスト真実の政治の時代におけるメディア」

EPRIE(Exchange Program For Regional Integration In East Asia And Europe)は、アジアと欧州の若手研究者同士の交流を目的としたプログラムです。今年はポーランド、ドイツ、ベルギーの各国で、「ポピュリズムとポスト真実の政治の時代におけるメディア-課題とチャンス」をテーマに掲げ、活発な議論が行われました。

今回のプログラムでは、政策決定者やメディアと社会分野の専門家等とともに、ポピュリズムとポスト真実の政治の時代におけるメディアの役割が議論されました。伝統的なメディアが信頼を失わないためには、新たな信頼を築いていく必要があります。この課題に対処するには、ジャーナリズムを組織し、運営していく画期的な方法が求められます。ソーシャルメディアによって、ポピュリストによる情報や、フェイクニュースやヘイト情報の拡散が問題となっています。その一方で、ソーシャルメディアは新たなアイデアを生み出し、様々な境界を越えて新しい協力関係の構築にも貢献しています。

プログラムのセミナーでは、メディアが勢いを増すポピュリズムとどのような関係にあるのか、また、ポスト真実の政治手法とフェイクニュースがこれほど多くの人々に影響を及ぼす理由について分析を行いました。ワークショップでは、コミュニケーションと社会参加の新しいチャンネルを作り出すために必要とされる、メディアの利用方法等が議論されました。

日時:2018年6月27日~7月8日(ポーランド、ドイツ、ベルギー)

主催者: Korea Verband

協力: フリードリヒ・エーベルト財団、ロバート・ボッシュ財団

Friedrich-Ebert-Stiftung
Japan Office

〒107-0052 東京都港区
赤坂7-5-56
ドイツ文化会館410

+03 6277-7551
+03 3588-6035

office(at)fes-japan.org