"Geschichte der Sozialdemokratie in Japan" (日本における社会民主主義の系譜)

田上幹夫

日本における思想の系譜をたどると、社会民主主義は正当な地位と評価を得てきたとは言い難い。社民主義の概念そのものが欧州でも時代によって変遷し、思想の核心が理解されにくかったこともあるが、マルクス主義、保守主義、さらには新自由主義、という左右の思想に挟撃され、一般の国民に広く浸透することはなかった。